家造りには多大な出費が… 無理のない資金計画が大切


土地代や建築費用、家造りにはこんなにお金が必要

マイホームは人生で一番大きな買い物と言われますが、具体的にどれだけ費用が必要になるのでしょうか。まず家を建てるには、敷地となる土地にお金を払わなくてはなりませんよね。既に土地を保有している場合は別として、そうでなければ土地を購入するか、借地権を得なくてはなりません。次に建築費用ですが、これも住宅の本体価格以外にも様々なお金がかかります。

例えば地盤改良工事や水道引き込み工事、外構工事といった付帯工事費用、それに住宅ローン手数料や登記費用などの諸費用も負担しなくてはなりません。家造りに必要な総費用のうち、これらの費用が占める割合ですが、付帯工事費用が大体15%から20%、諸費用が5%から10%程度が目安と言われています。つまり残り70%が住宅の本体価格という訳です。

長期間に及ぶローンの返済、無理のない資金計画を

土地の状況によっては、地盤改良工事などが必要ないこともありますが、総額でかなりの出費になるのは間違いありません。それを自己資金だけで一括で支払うのは大変なので、大抵の人は住宅ローンを組むでしょう。国土交通省が、全国で土地と注文住宅を一緒に購入した人を対象に行った調査によると、ローンに対する自己資金の割合は30%程度だったそうです。

返済期間は平均して30年程度で、その間は金利も含めて返済を続けることになります。しかし人生、何があるか分かりません。最初に無理な返済計画を立ててしまうと、後になってリストラや病気などになった時に、支払い不能に陥るおそれもあります。住宅ローン向けの税制優遇制度を上手く活用しながら、ゆとりある資金計画を立てるべきですね。

3000万の家は、大手ハウスメーカーや工務店が販売しており、デザインや設備に魅力がある物件が多いため、若年層のファミリーの世帯を中心に人気が高まっています。

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